赤ワインは苦手な私

ボジョレー・ヌーボーの楽しみな季節なのですが、私は赤ワインが苦手です。 友人は赤ワインを一人でボトル2本開けても全然酔わないのですが、 私はいつもワイン以外のものを頼んでしまいます。 赤ワインにはタンニンが含まれているので苦いとか、 皮の渋みとか、苦手な理由はあるのですが、実は頭が痛くなるのです。

この頭が痛くなる理由をずっと酸化防止剤の性だと思っていたのですが、 調べてみると、赤ワインに含まれているチラミンやヒスタミンが原因で 頭が痛くなる体質の人がいるらしいのです。 この成分は白ワインには入っていません。

このチラミンという聞きなれない物質は、 生体内の酵素により生み出されるモノアミノサンです。

チーズや赤ワイン、チョコレートに多く含有され、交感神経細胞内に取り込まれると ノルアドレナリンの放出を促進し、血圧や心拍数の上昇などの作用を引きおこします。

ヒスタミンはそれほど多く含有されているわけではありませんが、 体に合わないと感じたら赤ワインを飲む量を減らした方がよいです。

最近、ワイン用のぶどうの生産地が北上しているという話を聞きました。 今までは甲府などが有名でおいしいとのことでしたが、 最近は長野の北部のぶどうがワイン作りに適しているとのことで、 ワイン好きにはたまらないそうです。 確かに東京にも長野県北部のワイナリーが増えた気がします。

おいしい食事